アメリカの凋落
「GMはアメリカそのものだ」とアメリカ人が誰しも思っていたそのGMが破綻した。アメリカにとって大きなショックであったに違いない。アメリカ人労働者が手厚い保護を受けていたのもGM労組のおかげである。高い給料が保障され、老後の生活安定が手厚い年金で約束されている、そんな生活であった。自家用車もシボレーから始まりキャディラックへと乗り継いでいく。これがアメリカ中産階級の生き方であった。そのGMが倒産したわけだからアメリカ人の衝撃は想像に難くない。やがてアメリカもGMと同じ運命を辿るのだろうか。日本もカローラからいつかはクラウンへと働いてきたが、トヨタが日本そのものとはならなかった。アメリカは石油帝国である。その石油の力で世界の覇権を握ったが、その石油が枯渇しようとしている。これに危機感を抱いたアメリカは、金融立国として生きる道を選び、バブルを発生させたのだ。今回の金融恐慌は起こるべくして起きたのだが、アメリカ人自身が気がついていない。強いアメリカ、正義のアメリカはもう何処にもないことに気が付かねばならない。今後、アメリカは覇権を失い世界に駐留している軍隊を撤収させていく。日本も例外ではなく在日米軍という言葉がやがて死語となる時が来る。日本は平和憲法のもとで、今と同じく安穏としていられるのだろうか。自前の核兵器を持ち、他国に睨みを利かせる普通の国となっていることだろう。アメリカの核の傘のもと、経済発展を遂げてきたわが国であるが、今後脱アメリカ脱石油を掲げますます成長していく日本の姿を想像しているピーちゃんである。そのようになればいいと思う。
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